マザーテレサは、ご自分の活動を要約したことばを、小さなカードに印刷し、名刺として彼女を訪れる人々に配っていたのだそうです。
その名刺には、こういう言葉が書かれていました。
「沈黙の実りは祈り
祈りの実りは信仰
信仰の実りは愛
愛の実りは奉仕、
奉仕の実りは平和」
マザーは、その祈り、生活、奉仕への道を、まず自分自身を沈黙させることから始めます。それは、自分が話すのをやめなければ、聞こえてこない言葉があるからでしょう。大切なのは、わたしたちが何を言うかよりも、神がわたしたちに何を言われるかであるからです。
心を静め、沈黙し、神がわたしたちに語りかけておられる言葉を、今日も聞きとることができますように・・・
「民衆はザカリアを待っていた。そして、彼が聖所で手間取るのを、不思議に思っていた。ザカリアはやっと出て来たけれども、話すことができなかった」(ルカ1:21-22)